ついてない時にはついてない。あのリーアム・ニーソン様でも大ピンチ! なんと映画出演101本目は、人生最悪の日をどう乗り切るかのハラハラドキドキのノンストップ・ドライブ・サスペンス!
舞台はベルリン。 サンドバッグを打つ男の姿からスタート。それだけで、日々体を鍛えていることはわかる。金融ビジネスマンのマット(リーアム・ニーソン)はいつものように子供たちを学校に送り届けるために車を走らせる彼のもとに「車に爆弾を仕掛けた。車から降りても、通報しても爆発するぞ」と声の主。子供の手前、平静を装って車を走らせている彼のまわりでは、次々と爆弾が仕掛けられた車が爆発していく。それもなんと、彼の知り合いばかり。そのため、マットは犯人と間違えられ警察とマスコミにも追いかけられる。
犯人の目的は、そして、声の主は誰なのか。車から降りずに一体どうなるのか。絶対絶命、予測不能、四面楚歌、家庭崩壊と、何拍子も揃った最悪の日、まさに崖っぷちだらけ。
実にスリリングな91分だ。
メガフォンを撮ったのは、SFアクション映画「プレデターズ」のニムロッド・アーントル監督。
主演は、今年71歳になるリーアム・ニーソン。知的で落ち着き払ったイメージが強かったが50代過ぎてからアクション映画での活躍もめざましい。
妻役のエンベス・ディヴィッツは、「シンドラーのリスト」でニーソンの妻役で30年ぶりの顔合わせ。
最初は親に少し反抗的だった息子ザック役は、現在19歳のジャック・チャンピオン。「スクリーム6」(23)や、「アバター」シリーズにも出演と注目株。
娘エミリー役は、「ワンター ・ウーマン」(17)でダイアナの幼年期を演じて話題になった現在17歳のリリー・アスペル。
親友役にマシュー・デイモンも登場する。
ドライブは大好きだが、こんな羽目には絶対なりたくないお話。しかも、このドライブ、体力もかなり必要だ。それは、見てのお楽しみ!
12月1日 新宿ピカデリー他全国ロードショー
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配給:キノフィルムズ